ITエンジニアは、休日も単に寝て過ごすというわけにはいきません。なぜなら、休日を使って新しい技術を学んでいく必要があるからです。
この世界は、少し勉強をストップさせるだけでも、一気に付いていけなくなってしまうことがあります。最先端の技術を休日を使って学び、仕事に活かせるようにしておかなければ、長く生き残ることは難しくなるかもしれないのです。

また、転職を考える場合にはそのための準備もしておく必要があります。今の仕事を辞めたときには、次にどこへ移動できるのか、休日を使って調べておく方が多いです。
まったく何も考えずに休日家でゆっくりできるタイプの仕事ではないと覚悟しておくのがいいでしょう。

プレッシャーとの戦いになりますし、自己管理も高いレベルで要求されます。さらに、人によっては休みの日に副業を入れるケースもあります。プログラマーなら、本業以外でも自宅にて仕事を請け負っていくことが可能です。いつ仕事を辞めてもいいように貯金をしておきたいという方もいて、そうした方たちに副業は人気です。
競争の激しい世界ですし、常に若い人たちに仕事を奪われてしまわないかと不安になっても不思議ではありません。そうした理由もあって、休日にも副業で稼いでいく方がいるというわけです。

しかし、管理職となる道を選んだ場合には、休日の過ごし方は少し変わってくるでしょう。管理職なら、実際にコードを書くという仕事を卒業して、部下の管理や工程の管理を中心に行っていくことになるからです。